August 19, 2019 / 5:39 AM / a month ago

上海外為市場=元は不安定、貿易巡るトランプ米大統領発言や中国の金利改革控え

[香港 19日 ロイター] - 上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで不安定な展開。トランプ米大統領が中国との通商問題を巡り合意する用意がまだないと表明したことに圧迫されている。

新たなローンプライムレート(貸出基礎金利、LPR)の公表を控えた警戒感も広がっている。

中国人民銀行(中央銀行)は17日、LPRの算出メカニズムを改善すると発表。新たなLPR算出は公開市場操作金利を基にし、全国銀行間資金調達センターが8月20日から公表するとした。

アナリストは、この金利改革によりLPRは早ければ20日に引き下げられる可能性があるとみているが、引き下げ幅や短期的にどの程度、中小企業を支援するかを巡っては見解が分かれている。

国内スポット市場の人民元は中盤時点で1ドル=7.0447元と、前営業日終値比ほぼ変わらず。19日の人民元の対ドル基準値(中間値)(7.0365元)と比べて0.12%の元安。

ANZのアナリストは19日付のリサーチノートで、20日公表されるLPRは45ベーシスポイント(bp)程度の引き下げになると予想した。また、一部の市場関係者は10─15bpの引き下げを見込んでいる。

香港を拠点とするトレーダーは、しかしながら米国などより開放された市場とは異なり、中国では資本規制によって金利低下による為替相場への圧力は抑制される見込みだとし、「(人民元は)人民銀行が望む水準で取引されるだろう」と指摘した。

トレーダーらは米中通商協議が引き続き、人民元の短期的な方向性を左右するとみている。

カドロー米国家経済会議(NEC)委員長は18日、米中両国の担当次官が10日以内に協議を行い、「この次官級協議がうまくいけば、中国側が米国を訪問し」、世界経済への潜在的リスクとなっている貿易戦争の解決に向けた交渉をさらに進める計画だと明らかにした。

しかし、トランプ大統領は同日、中国との通商問題に関して「私にはまだ合意する用意がない」と述べ、香港で続くデモの解決が先だとの見解をにじませた。

オフショア人民元は1ドル=7.0545元と国内スポット相場と比べて0.14%の元安。

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