[4日 ロイター] - <株式指数> 終値 前日比 % 前営業日終 コード 値 STOXX欧州600種 394.04 +2.32 +0.59 391.72 FTSEユーロファースト30 1522.62 +9.90 +0.65 1512.72 0種 ユーロSTOXX50種 3539.27 +22.17 +0.63 3517.10 欧州株式市場は上昇して取引を終えた。石油株が買われたほか、米 雇用統計が軟調だったことで米政府による景気刺激策への期待が高まっ た。 石油輸出国機構(OPEC)にロシアなど非加盟産油国を加えた「 OPECプラス」は1月から減産規模を小幅に縮小する妥協案で合意し た。ただほぼ現行規模の減産が続くことから原油が値を上げた。STO XX欧州600種石油・ガス株指数は3.14%上昇した。 米国の11月の非農業部門雇用者数は6カ月ぶりの小幅な伸びにと どまった。相場は一時落ち込んだものの、軟調な統計を受け米議会が9 080億ドル規模の支援策を通すとの期待が高まり株価はすぐに持ち直 した。 英国と欧州連合(EU)の通商交渉は依然として不透明感が漂う。 EU当局者は今週末にようやく英国と合意できるとの見方を示したが、 英国は交渉が依然として「非常に難航している」と述べた。 ドイツのクセトラDAX指数は0.35%上昇したものの 、今週は他市場より軟調な値動きで、週間ベースでは0.28%下落し た。DAX指数が3月の安値から60%近く値上がりしているのに対し 、STOXX欧州600種指数の同期間の上昇率は40%超となってい る。この日発表されたドイツの10月の鉱工業受注指数は市場予想を上 回り、欧州最大の経済国であるドイツの製造業が好調に第4・四半期の スタートを切っていたとの見方が高まった。 (ーからご覧ください)