September 16, 2020 / 6:58 AM / 15 days ago

菅新内閣こうみる:ご祝儀なし、為替への影響は株価次第=FXプライム 上田氏

[東京 16日 ロイター] -

<FXプライムbyGMO常務取締役 上田眞理人氏>

新内閣では「アベノミクス」が継承されると予想されるが、アベノミクスの実態は超金融緩和であり、既に追加緩和の余地がないところまで超金融緩和が推し進められてきたことを考えれば、何もできないことになってしまう。

一方で、菅氏は携帯電話料金の押し下げやGotoトラベルなど、消費を喚起する規制緩和やその他の政策には前向きで、この点は期待できよう。年内に解散し、菅氏は自分のカラーを出した組閣を望んでいるとみている。

為替への影響は、株価動向を通じた間接的なものとなるだろう。株価の押し上げ効果がある政策が採用されれば、ドル/円にも上値余地が広がる。

外為市場では、前日から円高気味となっているが、これは菅新内閣がアベノミクスを継承するとの見方から、ご祝儀的な株高/円安を期待した投機筋が、株ロング/円ショートで待ち構えたものの、実際にそうした反応が現れないので、ポジションを巻き戻しているためだ。

新内閣の政策云々にかかわらず、ユーロは1.18ドル、ドル/円は105円ちょうどと、現在クリティカルなポイントに近づいている。

ユーロが1.18ドルを割り込んだ際には、過去最大級に膨らんでいるユーロロングの部分的な巻き戻しがいったん入りそうだ。ロングの圧縮を受けたユーロ安はユーロ/円を押し下げ、対ユーロでの円高がドル/円にも波及するだろう。 こうしたユーロ安/円高の流れに、欧州連合(EU)との通商交渉でもめている英ポンド安が加われば、クロス円および対ドルでの円高はより大幅になるリスクがある。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below