January 10, 2019 / 11:55 PM / in 2 months

EUの「忘れられる権利」は域内限定が妥当=司法裁判所法務官

1月10日、欧州連合(EU)司法裁判所のマチェイ・シュプナール法務官は、米アルファベット子会社グーグルの検索エンジンなどにおける「忘れられる権利」は、EU域内に適用が限定されるとの見解を示した。ニューヨークで2018年12月撮影(2019年 ロイター/Jeenah Moon)

[フランクフルト/パリ 10日 ロイター] - 欧州連合(EU)司法裁判所のマチェイ・シュプナール法務官は10日、米アルファベット(GOOGL.O)子会社グーグルの検索エンジンなどにおける「忘れられる権利」は、EU域内に適用が限定されるとの見解を示した。

フランス政府のデータ保護監督機関CNILが、EU司法裁判所の認めた同権利は世界的に適用できると考えて2016年にグーグルに罰金処分を科し、グーグルが異議を申し立てていた問題で、同社の主張を支持した形だ。

EU司法裁判所の判事は法務官の意見に拘束されないが、通常ならば2─4カ月以内にこれに従った判決を下す傾向がある。

シュプナール氏は、EU域外からの検索にこの権利を波及させるべきでないと指摘。「忘れられる基本的な権利は、データやプライバシー保護、検索情報判断における正当な公共の利益といった他の基本的権利と、釣り合いを取ることが不可欠だ」と説明した。

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