June 11, 2019 / 8:28 AM / 4 months ago

台湾の鴻海、運営委員会設置へ 米中貿易戦争に「対応可能」

[台北 11日 ロイター] - 台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業(2317.TW)は11日、社内に「運営委員会」を設置し、日々の業務運営に携わる幹部の数を増やすと発表した。

 6月11日、台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業は、社内に「運営委員会」を設置し、日々の業務運営に携わる幹部の数を増やすと発表した。写真は同社の郭台銘(テリー・ゴウ)会長。台北で2017年6月撮影(2019年 ロイター/Eason Lam)

同社初の投資家向け会議で明らかにした。

これまでは、郭台銘(テリー・ゴウ)会長が日々の業務運営や戦略徹底で強い権限を握ってきたが、郭会長は2020年の台湾総統選挙への出馬を表明している。

運営委員会は、鴻海のグループ企業の幹部9人で構成され、週1回開催される。

運営委員会のメンバーに指名された劉揚偉氏は、米中貿易戦争の影響に十分対処できる状況にあると表明。「生産能力の25%は中国国外にあり、米国市場におけるアップル(AAPL.O)からの需要を満たすのに十分な能力がある」とし、アップルの要求に応じて生産ラインの調整も可能とした。

また貿易戦争の中、状況は「厳しさを増している」が、同社は16カ国に生産拠点があるとし、「ある程度は(貿易戦争の)影響が及ぶだろうが、限定的だろう」と述べた。

運営委員会には、鴻海の黄秋蓮・最高財務責任者(CFO)や鴻海傘下の鴻騰精密科技(6088.HK)の盧松青会長など、鴻海の新取締役会の選任案に掲載されているメンバーの大半が入っているが、郭会長やシャープ(6753.T)の戴正呉会長は運営委員会のメンバーとはなっていない。

鴻海は理由を明らかにしていないが、関係筋によると、戴会長は鴻海とシャープの利益相反を防ぐために運営委員会入りを辞退した。

劉氏は、米ウィスコンシン州に100億ドルを投資して1万3000人の雇用を創出する計画については、貿易戦争を踏まえると、かつてよりも重要性が増しているとの認識を示した。また、ディスプレーやサーバーの製造プロジェクトなどが来年末までに生産に入る予定とした。

このほか、企業の透明性への取り組みを巡る投資家の懸念に対応するため、投資家会議を年2回開催することも明らかにした。

*内容を追加しました。

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