September 6, 2019 / 7:56 AM / in a month

楽天、ソフトバンクG、積水ハウスなど


1928  積水ハウス  1983.0  +91.0大幅続伸。前日に上半期決算を発表、営業益は1130億円で前年同期比43.7%増となった。2-4月期の同9.8%増益に対して、5-7月期は同66.0%増益と急拡大する形に。開発物件売却が膨らみ、国際事業の収益が極めて好調であった。想定以上の好決算に加えて、発行済み株式数の0.73%に当たる500万株、100億円を上限とする自社株買いの実施も発表するなど、株主還元策も好感される展開になっている。

4755  楽天  984  -54大幅反落。携帯電話事業のサービス本格開始が予定していた10月から2020年春にずれ込む見通しと報じられている。10月からの利用者は5000人に絞り、料金は無料にするようだ。これまでも指摘されてきていた通信基地局の整備の遅れなどが要因とみられる。業績寄与の遅れが想定されることになり、失望売りにつながっているようだ。なお、業界内での競争激化懸念は目先後退することになるが、通信各社の動きはまちまち。

9984  ソフトバンクG  4668  -127大幅反落。同社が出資している米オフィスシェア大手「ウィーワーク」の運営会社、ウィーカンパニーが予定しているIPOにおいて、想定時価総額が470億ドル程度であった市場予想の半分程度となる200億ドル程度にとどまる見通しと報じられた。同社は累計で100億ドル以上出資している。9月中に上場するとみられているが、来年までの延期も検討されているもよう。含み資産減少による企業価値の低下が反映される展開に。

7618  PCDEPOT  483  +24大幅反発。いちよし証券ではレーティング「A」継続で、フェアバリューを550円から650円に引き上げた。売上総利益率の想定以上の改善、Windows7のサポート終了で下半期からは増収増益に転じるとし、20年3月期営業利益は25億円から28億円に上方修正、会社計画の26億円を上回ると分析する。また、児童生徒に対する学習用パソコン整備方針、小学校でのプログラミング教育の必修化見通しなども支援とみる。

2427  アウトソシング  986  +22大幅続伸。2024年12月期営業利益を前期の5倍弱にあたる700億円強に増やす方針と報じられている。政府の外国人材受け入れ拡大策などを背景に、企業から技能実習生の通訳や生活支援などを請け負う事業がけん引役となっていく見込み。海外で自治体向けなどに展開するサービスも伸びる見込みのようだ。大規模なM&Aは織り込んでいない数値となっているもよう。あらためて成長期待の高さが認識される展開になっている。

3031  ラクーンHD  631   -1小反落。前日に第1四半期決算を発表。営業益は1.8億円で前年同期比31.9%増、通期計画6.7億円、前期比22.1%増に対して順調なスタートとなった。海外を中心に「スーパーデリバリー」の流通額が順調に拡大し、フィナンシャル事業も大幅増収増益となっている。高い業績成長継続を見直す動きが優勢となり、一時661円まで上昇。その後は出尽くし感が強まり上げ幅を縮め、マイナスに転じた。

1873  日本ハウスHD  464  +27急伸。前日に発表した第3四半期決算が好感材料視されている。累計営業損益は4.6億円で前年同期3.7億円の赤字から黒字に転換。第2四半期までは赤字が継続しており、5-7月期に収益は大きく改善する形となっている。堅調な持家着工戸数などを背景に、主力の住宅事業が大幅増益と、けん引役になっている。上半期が下振れ着地となっていたこともあり、大幅な収益改善にはサプライズも。

3920  アイビーシー  1054  +54急伸。自社株買いの実施を前日に発表しており、買い材料視される展開になっている。発行済み株式数の1.79%に当たる10万株、1億円を取得上限とし、9月6日から10月31日までを取得期間として市場買付けする。自社株の市場買付は上場後初めてとみられる。株価が安値圏にあるなかで、格好の反発材料と捉えられる形に。

4680  ラウンドワン  1601  -69大幅続落。前日に8月の月次動向を発表。既存店売上高は前年同月比4.8%増となり、9カ月連続でのプラス成長となった。ボウリングが同3.5%増となったほか、アミューズメントも同6.7%増加した。ただ、土日祝日数やお盆期間を勘案すると、実質的には2%増程度であったもようで、同じ基準で比較すると、前月や前々月は5%増程度であったため、やや伸びは鈍化した。株価も高値圏にあり、目先の出尽くし材料に。

6778  アルチザ  1108  +150ストップ高。前日に発表した決算が好感された。19年7月期営業損益は0.7億円の黒字で着地、前年同期6.7億円の赤字から大きく収益は改善した。従来予想の1.5億円の赤字も上回った。モバイルネットワークソリューションの国内向けの売上高が予想を上回ったことが収益上振れの主因。さらに、20年7月期は2.5億円で同3.4倍の見通し、5G関連分野の寄与による期待通りの業績拡大見通しを受けて買い安心感に。


《US》

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