May 23, 2019 / 12:24 AM / 4 months ago

ニュージーランド、債務削減目標の拡大検討 景気支援に備え

 5月23日、ニュージーランド政府は、債務削減に向けた厳格な目標を廃止し、代わりに目標に幅を持たせて景気が減速した場合に財政刺激策を講じる余地を設けることを検討している。写真は会見するロバートソン財務相。昨年5月にウェリントンで撮影(2019年 ロイター/Jonathan Barrett)

[ウェリントン 23日 ロイター] - ニュージーランド政府は、債務削減に向けた厳格な目標を廃止し、代わりに目標に幅を持たせて景気が減速した場合に財政刺激策を講じる余地を設けることを検討している。ロバートソン財務相が23日、明らかにした。

同相は国内外の経済リスクに言及し、政府は純債務を現在の対国内総生産(GDP)比20%ではなく、15─25%に維持することにコミットする可能性があると表明。

「目標レンジを設けることで政府は国内の状況に適した思慮深い行動を取ることがより可能になる」と語った。

ニュージーランドの連立政権は厳格な債務削減目標が財政支出の余地を狭めているとの批判を受けてきた。支出を削減することで政府はすでに対GDP比20%の純債務水準を達成している。

同相は「政府はリセッション(景気後退)の影響に対応するためや、将来に経済的配当をもたらす価値の高い投資が行われている場合に目標レンジの上限に債務を維持することを選択する可能性がある」と説明。

「その他の場合は、将来の政策対応の余地を設けるため、目標レンジの下限まで債務を削減することが賢明だろう」と語った。

同相はこの計画について、5月30日の予算案で正式に発表する。新たな目標レンジは2021/22年度から採用される。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below