October 9, 2019 / 7:17 AM / 15 days ago

米アニメのサウス・パーク、皮肉たっぷりに「謝罪」 中国検閲巡り

[ロサンゼルス/上海 8日 ロイター] - 米風刺アニメ「サウスパーク」が最新エピソードの中で、中国の検閲システムを批判したところ、当該作品が中国国内で見られなくなったもよう。制作者はこれを受け、ツイッターで皮肉たっぷりに「謝罪」した。

問題となったエピソードは今月2日に公開された。中国の巨大な市場に参入するため、自らを適応させようとする、ハリウッドをはじめ様々なビジネスを皮肉たっぷりに描いた内容で、中国の司法制度や「くまのプーさん」についても切り込んでいる。「プーさん」は中国の習近平・国家主席に似ているとして、同主席を批判するときに用いられるキャラクターだ。

ロイターは中国国内の動画配信サイト「愛奇芸(iQIYI)」などで検索を行ったが、サウスパークのこのエピソードを見つけることはできなかった。

削除の報道を受けて、制作者のトレイ・パーカーとマット・ストーン両氏はツイッターで「私たちの家や心の中まで入り込んでくる中国の検閲を、私たちは(米プロバスケットボールの)NBAと同様に歓迎する。私たちも自由や民主主義よりも、おカネを好む」とし、「偉大なる中国共産党、バンザイ」などとつづった。

NBAを巡ってはヒューストン・ロケッツの幹部が香港のデモを応援するツイートを投稿し、中国が反発。この幹部は謝罪した。

この件についてロイターは中国のインターネット規制当局にコメントを求めたが、回答は得られなかった。

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