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米金融政策

コラム:YCC捨てる日銀、拾うECB=唐鎌大輔氏

[東京 21日] - 日本の10年金利が恒常的にマイナス0.2%を割り込んでいる。日銀が許容するプラスマイナス20ベーシスポイントの変動幅が機能していない状況を受け、9月の金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(YCC)の枠組みが見直されるのではないかとの思惑が強まっている。

米FRB、7月会合で大幅利下げ議論:識者はこうみる

米連邦準備理事会(FRB)が21日公表した7月30━31日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨では、一段と積極的な利下げについて議論されていたことが判明した。同時に追加緩和が続くような印象を与えないことでも一致したという。

正午のドルは106円半ば、米大統領のFRB議長批判にも動意薄

正午のドルは前日NY市場終盤の水準から小幅安の106円半ば。午前の値幅は上下20銭程度と目立った動きはなかった。市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長があす23日に行う講演が当面の手掛かりになるとして、関心を集めている。

アングル:米国債、逆イールド解消は一時的か

米国債市場では2年物と10年物の間で先週発生した長短金利の逆転(逆イールド)が解消、両年限のイールドカーブは急速にスティープ化し、投資家は米経済が景気後退(リセッション)を回避できるとの期待を抱いたかもしれない。しかし2年債/10年債で発生した過去3回の逆イールドを検証すると、今の逆イールド解消は一時的で、いずれもっと持続的できつい逆転が起きる可能性があることが分かる。

ドルが対円・スイスフランで上昇、リスク選好度上昇=NY市場

ニューヨーク外為市場では、ドルが安全資産とされる円やスイスフランに対し上昇。今週終盤に予定されるパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演や主要7カ国(G7)首脳会議に注目が集まる中、世界の株価や米利利回りが上昇し、リスク選好の動きが高まった。

ドル106円半ば、円高一服

午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の午後5時時点から小幅高の106円半ば。海外市場で緩やかに進んだ円高は一服。ドルは106.55円まで切り返した。

アングル:長期金利低下で試される日銀、YCCの限界説も

世界経済の不透明感などを背景とした長期金利の低下で、日銀が試練に直面している。大規模な国債買い入れにより潤沢に資金を供給しつつ、長期金利が過度に低下しないよう目配りする必要があるためだ。金利が低下しすぎると銀行収益への打撃が大きくなり、金融システム不安に発展しかねない。長期金利の低下圧力が強まる中で、日銀は難しい舵取りを迫られている。