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2019年の展望

焦点:G20サミット、目立つ参加国の亀裂 米中首脳会談に脚光

焦点:G20サミット、目立つ参加国の亀裂 米中首脳会談に脚光

大阪市で28日から開催される20カ国・地域(G20)首脳会談(サミット)では、議長国・日本の力量が問われる。「反保護主義」や世界貿易機関(WTO)改革など主要議題で参加国の意見対立が鮮明となり、合意形成になお距離があるためだ。一方、世界のマーケットが注目するのは大阪で開かれる米中首脳会談で、その動向次第では、G20サミットの成果がかすんでしまう展開もありそうだ。

焦点:「とりあえずビール」崩せるか、クラフトの前にデフレ心理の壁

焦点:「とりあえずビール」崩せるか、クラフトの前にデフレ心理の壁

米国で市民権を得たクラフトビールが、日本でも存在感を増している。ビール類市場が14年連続で縮小する中で、販売量は過去4年間で70%増加。大手ビール会社も取り扱い店舗を急増させている。個性のあるクラフトビールは、画一的な国内ビール市場の象徴とも言える「とりあえずビール」の注文パターンを切り崩せるのか。ボリュームゾーンの中高年世代には安く酔いたいというデフレ心理もあり、米国並みシェアの確保には乗り越えるべき壁も多い。

焦点:ルノー不信募る日産、新体制が抱える妥協人事のリスク

焦点:ルノー不信募る日産、新体制が抱える妥協人事のリスク

日産自動車の統治改革での人事を巡る仏ルノーとの対立は双方の妥協で表向きは解消したが、ルノーの揺さぶりは日産社内に大きな禍根を残した。とりわけルノーのジャンドミニク・スナール会長の変心に日産幹部らは不信感を強めた。経営統合を進めたいルノーと独立性を維持したい日産との攻防はこれからが本番。両社間の緊張はかつてない高まりを見せている。

コラム:日銀次の一手、CPI重視で予測可能 モメンタム判断を左右

コラム:日銀次の一手、CPI重視で予測可能 モメンタム判断を左右

日銀の金融政策の変化を判断するうえで、消費者物価指数(除く生鮮、コアCPI)の動向を注視する局面が到来しようとしている。市場ではドル/円<JPY=EBS>が107円を割り込むような久々の円高地合いをみて、7月の追加緩和をはやす声も出ている。しかし、5月CPIは前年比0.8%上昇と、黒田東彦総裁の指摘する「モメンタムが損なわれる状況」とは言えない。果たしてCPI失速の可能性はあるのだろうか。