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国内社会ニュース(共同通信)

遺言書作成のNPO設立

 磁気健康器具の預託商法を展開した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、同社が2015年、高齢者の遺言書作成や身元保証人を引き受けるNPO法人を設立していたことが20日、関係者らへの取材で分かった。介護や死後後見に関する相談活動、財産管理契約の締結なども計画していた。

オンブズマン全国大会始まる

 全国市民オンブズマン連絡会議の全国大会が20日、インターネットビデオ会議システムを使い、2日間の日程で始まった。テーマは「コロナであれはどうなった?」。各地の市民オンブズマンが21日まで活動内容を報告する。

白馬大雪渓が雪不足で通行止め

 長野県白馬村は20日、北アルプス白馬岳(標高2932メートル)の主要登山ルートで、日本三大雪渓の一つとされる「白馬大雪渓」を通行止めにした。冬季の雪不足に加え、7月の長雨と8月の猛暑で雪解けが進み、大規模な崩落が発生。通行は危険と判断した。解除の見通しは立っていない。

モーリシャスへ調査団出発

 インド洋のモーリシャス沖で起きた日本の貨物船による重油流出事故の原因を調査するため、運輸安全委員会の船舶事故調査官ら5人で構成される調査団が20日、成田空港を出発した。団長で委員の佐藤雄二元海上保安庁長官は記者団に「現地当局と協力しながら原因究明をしていく。われわれの知見を生かし貢献したい」と述べた。

御巣鷹の慰霊登山につえ340本

 乗客乗員520人が亡くなった1985年の日航ジャンボ機墜落の現場となった群馬県上野村の「御巣鷹の尾根」にこの夏、慰霊登山をする人のための手作りのつえ約340本が届けられていたことが分かった。使いやすいよう丁寧に手が加えられ、届けた男性は名乗らず立ち去った。尾根の管理人である黒沢完一さん(77)は「作るのに相当な時間がかかっただろう」と思いに感謝している。

盲導犬利用者、生活に支障

 新型コロナの感染拡大で盲導犬を使う視覚障害者にも生活上の支障が出ていることが20日までに、日本盲導犬協会の意識調査で分かった。人との距離を取る環境やマスク着用で不便を感じる障害者の窮状が明らかになった。

SNSに性犯罪のわな、対策模索

 警戒心を抱かず会員制交流サイト(SNS)を使い、多くの未成年が性犯罪に巻き込まれている。18歳未満への淫行を取り締まる条例の適用条件のハードルが高く、摘発件数が極端に少なかった大阪府は、このほど条例を改正。援助交際を希望するような文言をインターネット上で書き込んだ少女に注意を促すため、自動的に端末に警告文を送る仕組みを導入するなどの対策も模索中だ。

福島県の原発事故伝承館オープン

 東京電力福島第1原発事故などの記録や教訓を後世に伝える福島県のアーカイブ拠点施設「東日本大震災・原子力災害伝承館」が20日、第1原発が立地する双葉町で開館した。原発事故直後の混乱と復興の歩みを後世に受け継ぎ、記憶の風化を防ぐ。

ジャパンライフ、早期に破綻

 磁気健康器具の預託商法を展開した「ジャパンライフ」の巨額詐欺事件で、2014年4月から15年3月までの1年間、全国の顧客から預かった商品のレンタル料による同社の収入が計約5億4千万円しかなかったのに、顧客には14倍以上となる計約78億円の配当を支払っていたことが19日、捜査関係者らへの取材で分かった。

拉致解決目指し北朝鮮向けラジオ

 拉致問題の解決を目指し北朝鮮に向けて放送している短波ラジオの公開収録が19日、山形市であり、北朝鮮による拉致の可能性が排除できない行方不明者の家族が「くじけることなく生き延びて」と呼び掛けた。10月中旬ごろまでに放送する。