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国内政治ニュース(共同通信)

菅首相、首脳外交スタート

 菅義偉首相は20日夜、トランプ米大統領と電話で会談し、日米同盟強化へ連携する方針で一致した。トランプ氏は「共に同盟を一層発展させていこう」と述べ、首相は「同盟は地域の平和と安定の基盤だ」と強調した。これに先立ち、オーストラリアのモリソン首相と電話協議し、協力を申し合わせた。16日の就任以来、外国首脳と意見を交わすのは初めて。菅首相の首脳外交が始動した。

井上万博相の自宅待機解除

 内閣府は19日、新型コロナウイルス感染が判明した議員と衆院本会議で隣席だったため大阪訪問を延期した井上信治万博相に関し、保健所が濃厚接触者に当たらないと判断したことなどから、自宅待機を解除したと発表した。延期した大阪訪問の日程を再調整する。

加藤氏「国民視点で改革」

 加藤勝信官房長官は20日のNHK番組で、菅内閣が掲げる行政のデジタル化に向けた決意を改めて表明した。行政サービスの在り方について「提供側の論理ではなく、受け手となる国民の視点に立った改革を進める」と述べた。特にデジタル化に関し「他国と比較して、国民が本来なら享受できる利便性を享受できていない」と指摘した。

デジタル化は「後ろ向き」と批判

 立憲民主党の枝野幸男代表は19日、千葉県柏市で街頭演説し、デジタル化の推進を掲げる菅義偉首相を批判した。立民は次期衆院選で「自然エネルギー立国」を政策の柱に据えるとして「首相は取って付けたようにデジタル化なんて言いだした。この国は後ろ向きのデジタルではなく、前向きの自然エネルギーで食っていこう」と訴えた。

首相、フィットネスで汗

 菅義偉首相は就任後初の週末となった19日、官邸近くのホテルにあるフィットネスジムで汗を流した。体調管理に気を配る首相は官房長官時代から毎朝の散歩と100回の腹筋が日課で、定期的にジムも訪れていた。就任後も習慣を維持するもようだ。

安保法5年、日米一体化が加速

 自衛隊任務を拡大した安全保障関連法は19日で成立から5年となった。米軍艦艇や航空機を守る「武器等防護」は常態化する傾向で、安倍晋三前首相が目指した「日米同盟の深化」は自衛隊と米軍の運用一体化の形で加速する。菅義偉首相は「日米同盟を基軸とした外交・安保政策」の路線を継承する。同盟の役割分担と自衛隊装備を変容させ得る「敵基地攻撃能力」保有の是非は年末に方向性を示す意向だ。

河野担当相、就任後初の沖縄訪問

 河野太郎沖縄北方担当相は19日、就任後初めて沖縄県を訪れ、玉城デニー知事と県庁で会談した。玉城氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について「県民の民意は昨年2月の県民投票などで示されている。政府は真摯に応じてほしい」と反対姿勢を強調した。河野氏は明確に返答しなかった。

千葉市長、知事選出馬へ意欲

 千葉市の熊谷俊人市長(42)が19日、来年4月の任期満了に伴う千葉県知事選について記者団の取材に応じ「私の思いは固まりつつある。知事選に期待いただいている方と意見交換をしているのは事実」と述べ、出馬への意欲を示した。関係者によると、すでに一部支援者に、出馬した際には協力するよう要請しているという。

安倍前首相が7年ぶりに靖国参拝

 安倍晋三前首相は19日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。自身のツイッターで「本日、靖国神社を参拝し、今月16日に首相を退任したことをご英霊にご報告いたしました」と明らかにした。自身が参拝する写真とともに投稿した。安倍氏の参拝は第2次内閣発足から1年後の2013年12月以来。

デジタル庁設置「来年中に」

 平井卓也デジタル改革担当相は18日夜、インターネットテレビ局「AbemaTV」のニュース番組に出演し、「デジタル庁」の設置時期について「来年中にはスタートさせたい」と述べた。デジタル庁のトップとなる長官は「個人的には民間の人を登用したいという思いがある」とした。