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為替フォーラム

コラム:リスクオンの円安が復活か、米中衝突には要警戒=亀岡裕次氏

[東京 29日] - 世界の主要株価指数は今年3月に底打ちして上昇してきたが、ドル円は株価底打ちのタイミングで頭打ちとなって下落した。従来のリスクオンの株高・円安という動きに反し、リスクオンの株高・円高という動きとなったわけだ。しかし、リスクオンで円高、リスクオフで円安、という相関へ変化したと判断すべきではないだろう。

コラム:MMT時代に突入か、中長期はドル安の公算=高島修氏

[東京 28日] - 安倍政権は27日、31兆円規模の財政支出を伴う2020年度第2次補正予算案を閣議決定した。米国初め海外でも新型コロナウイルス問題で発生した経済危機に対して大規模な財政支出による経済対策で対応しようとしている。最近では海外投資家の間で「世界経済はMMT(現代貨幣理論)の時代を迎えた」などと言った声も聞かれるようになってきた。

コラム:眠気誘うドル/円相場、日米中銀の危機モードが拍車=上野泰也氏

[東京 28日] - ドル/円<JPY=EBS>相場は最近、ほとんど動かなくなった。5月は106─107円台を中心とする狭いレンジの中での上下動にとどまっている。日中の値動きがほとんどなく、スクリーン上の気配を眺め続けるとだんだん眠くなってきてしまう。そうした点では、日銀による長期国債の大規模な買い入れや「イールドカーブコントロール」によって市場としてのダイナミズムがほとんど失われてしまった国内債券市場がいわば「先輩格」になる。最近ではさっぱり動かなくなったドル/円が「JGB(日本国債)化してしまった」と揶揄(やゆ)されることもある。

コラム:緊急事態の全面解除でも、消えない経済リスク=熊野英生氏

[東京 26日] - 政府は25日、緊急事態宣言を約1週間前倒しして全面解除した。経済活動へのダメージが、これで一段落したとは到底考えられない。政府は、主に医療の視点から緊急事態宣言などでの活動制限を決めていて、どうしても慎重化バイアスが強く働くからだ。「2次感染リスクが根強くあります」と専門家から指摘されると、経済再開に向けた政治サイドの動きはどうしても遅れてしまう。

コラム:コロナ後の世界は貯蓄過剰に、進む「日本化」現象=唐鎌大輔氏

[東京 15日] - 首都東京においても緊急事態宣言の解除が視野に入る中、にわかに「アフターコロナの経済・金融情勢はどうなるのか」という照会をたくさん頂く。論点やそれにまつわるシナリオは多岐にわたるため、何一つ確実なことは言えないし、言うべきではない。しかし、合理的に予想できそうな展開はあるので今回はその辺りを議論してみたい。